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みんなからのメッセージ
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寅さん一家はお金に律儀なのですね
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- 極悪オヤジのスギさん さん
池之内画伯がスケッチブックに描いた落書きを売って、とら屋に残した7万がありました。
後日さくらさんが、わざわざ画伯のご自宅まで出向き返却されていました。
返却されたのは、画伯ご自身が食されたうな重の代金の残金となる6万数千円であろうと思われます。
でも、相手は日本屈指の...大画伯、さらにはとら屋さんが被った迷惑料その他と割り切れば、別に無理してお返ししなくてもいいのでは、と私は思うのですが・・・。
同じようなことが、22作でもありました。
旅先で、博さんの父上のお財布から、寅さんが帰りの汽車賃を拝借したようでした。
でも、それもさくらさんから後日お返しされていました。
ほっとする一瞬です。
車家の方々は本当に律儀です。
これが首尾一貫とした山田監督のお考えなのですね。 -
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寅次郎 夕焼け小焼け
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- すすめ!ヒデヨシくん さん
シリーズで一番好きな作品です。
私の中では最高傑作だと思っています。
ただ、以前から疑問に思っていることがあります。
それは昭和45年か46年頃公開された映画で渥美マリ主演の「いいものあげる」
という作品があります。
その中で主演の渥美マリ扮する主人公がぼたんという名前...の芸者で、インチキ
投資話しに騙されるという内容の箇所があります。
全体の話の流れは寅さんとは全く違いますが、この箇所だけは偶然の一致とは
思えないので、なぜ、似ているのか、どなたかご存知のかたがいらっしゃったら
教えて頂けませんか。よろしくお願い致します。 -
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龍野の橋の上
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- ヨシヒロ多摩 さん
ラストシーン。龍野。橋の上。自転車のアイスキャンデー屋。
そばを通り過ぎた寅さんが戻ってきて「一本くんねえかい」。
アイスキャンデーを受け取り、耳に挟んだ百円玉を渡します。
釣りはいらねえよという仕草のあと、キャンデーを口に含み うなずき、カバンを持ってサッと消えま...す。
サマになっていますね。 -
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太地喜和子さんとの掛け合いがお見事!
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- 寅ジロー さん
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」。これも名作!。マドンナは太地喜和子さん。他にも、宇野重吉さん、岡田嘉子さんらそうそうたる布陣です。シリーズとは思えない、大作に近いキャスティングです。ひとつ気になる事があります。渥美清さんは太地喜和子さんを良く思っていなかったという話は本当で...しょうか?太地喜和子さんといえば名演技もさることながら、スキャンダルでも名を馳せた方でした。渥美さんはそんな部分を気に入らなかったのでしょう。だとすれば、凄いことです!寅次郎と太地喜和子さん演ずる芸者のぼたんの掛け合いは見事です。リリーに匹敵するくらいのマドンナです。人間関係はどの社会でも悩み事です。でも渥美清さんと太地喜和子さんは、映画をやり遂げた。まさにプロフェッショナルですね!ぼたんの登場する作品をもう一本くらい見たかったというのは私だけでしょうか?
でも太地喜和子さんは1992年に急逝してしまいました。残念です。
一方で岡田嘉子さんが映画で名セリフを言っています。「人生には二つの後悔があると思うの。ひとつは、あの時何であんなことをしてしまったんだろう、という後悔。もう1つは、どうしてあの時ああしなかったんだろう、という後悔。」ソ連へ亡命して波乱万丈の人生を過ごした岡田嘉子さんが語るこのセリフには重みがあります!「寅次郎夕焼け小焼け」この作品は勿論、名作ですが、他のシリーズにはない異色感があります。 -