『男はつらいよ』とは?
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戦後、三木鶏郎グループの一員としてNHKラジオ「日曜娯楽版」に出演。コメディアンとして映画、演劇、テレビで活躍。映画では森繁久彌との「社長シリーズ」「駅前シリーズ」などで、C調なキャラクターを好演。森光子の「放浪記」(81年)など演出家として活躍。99年没。
宮仕えは辛いね
大洲の殿様・藤堂久宗に執事として仕える。殿様の前では従順で優秀な執事だが、以外とC調なところもある。はるばるとらやを訪れたときには、彼女とおぼしき女性・こずえを同伴。
旅先の寅さんは、伊予の国大洲で、わけありの若い女性・鞠子(真野響子)に親切にする。その後、大洲の城跡で浮世離れした老人と知り合うが、その老人こそ、世が世なら伊予の殿様・藤堂久宗(嵐寛壽郎)であった。饗応を受けた寅さんは、殿様の「次男の未亡人に一目会いたい」という願いを安請け合い。しばらくして殿様は、とらやに「寅次郎君はおりますか」とやってくるが… サイレント映画時代から昭和二十年代にかけて時代...
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