池ノ内青観 第17作 宇野重吉
プロフィール
戦前より俳優として活躍、1950年には滝沢修らと劇団民藝を創設。新劇のリーダー的存在として、数々の公演に出演。大河ドラマ「赤穂浪士」(64年)で“蜘蛛の陣十郎”を演じ、お茶の間でも親しまれた。1985年、宇野重吉一座を立ち上げ、1988年に亡くなるまで、精力的に全国公演を行った。『寅次郎夕焼け小焼け』では、長男での寺尾聡と父子共演。
戦前より俳優として活躍、1950年には滝沢修らと劇団民藝を創設。新劇のリーダー的存在として、数々の公演に出演。大河ドラマ「赤穂浪士」(64年)で“蜘蛛の陣十郎”を演じ、お茶の間でも親しまれた。1985年、宇野重吉一座を立ち上げ、1988年に亡くなるまで、精力的に全国公演を行った。『寅次郎夕焼け小焼け』では、長男での寺尾聡と父子共演。
僕が絵を描くという事は、こりゃね、こりゃ僕の仕事なんだ、金を稼ぐためのもんじゃない
上野の焼き鳥屋で無銭飲食になるところを、寅さんが助けたことで知り合う。風体はみすぼらしいが、実は日本画の大家。そうとは知らず、とらや一家はぞんざいに扱う。兵庫県龍野で、かつて訳ありだった女性・志乃(岡田嘉子)と再会、青春の日々の後悔の念を告げるが・・・