『男はつらいよ』とは?
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俳優座7期生。故郷・岐阜では中学の代用教員の経験もある。井川比佐志とは俳優座の同期。東宝映画「若大将」シリーズでは青大将を好演し、フジテレビの「若者たち」(65年)、映画『仁義なき戦い』シリーズなど、幅広い役柄で日本を代表する俳優に。フジテレビ「北の国から」は自身の代表作となった。シリーズ第48作『寅次郎紅の花』(95年)、『学校』(93年)、『学校Ⅲ』(98年)などの山田洋次作品での名演も忘れがたい。
私としては特別扱いすることなく人間として、生きていく自信を与えてやりたい、そう思いまして・・・
花子の身元引き受け人にして、彼女に最も信頼されている小学校教師。花子の居場所を探し当て、迷いながら柴又へとやってくる
寅さんの母・お菊(ミヤコ蝶々)が、久しぶりに柴又を訪れる。そこへ寅さんが帰郷し、さくらと共に、お菊の宿泊先の帝国ホテルに向かうが、子供のように愚行を重ねる寅さんに、お菊は愛想を尽かす。旅に出た寅さんは、三島で東北なまりの少女、太田花子(榊原るみ)と出会い、知的障害を持つその身を案じるが・・・ 天使のように純粋は花子と寅さんの楽しい日々。青森県の岩木山の自然に抱かれて育った少女・花子に榊原るみ...
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あんなおにせか気になってや、まさか自殺ったちするおもりんば・・・
加計呂麻島の連絡船の船長。傷心は、船長の海上タクシー「でいご丸」で加計呂麻島へとやってくる。リリーさんとは顔なじみで、寅さんとの仲など、島のことは何でも知っている。
阪神淡路大震災の直前、神戸から連絡があって以来、寅さんは音信不通。さくらや、おいちゃん、おばちゃん達は心配していた。一方満男は、久しぶりに訪ねて来た泉(後藤久美子)から、結婚の報告を受けてショックを隠せない。ヤケをおこして、岡山県津山市での泉の結婚式をメチャクチャにしてしまう。失意の満男は、奄美大島の加計呂麻島で出会った女性の親切で、彼女の家の世話になることに。その女性はリリー(浅丘ルリ子)で...