男はつらいよ

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  3. 杉山とく子(三浦富子)

三浦富子 第5作 杉山とく子

プロフィール

1948年に俳優座に入団、映画『キューポラのある街』(62年)の吉永小百合の母役など、数多くの映画、舞台に出演。テレビ版「男はつらいよ」では、つねを演じ、映画版でもシリーズ後期の『寅次郎の告白』まで、さまざまな役柄を好演。

 
杉山とく子

第5作 昭和45年8月
男はつらいよ 望郷篇

三浦富子

三浦富子(杉山とく子)

そのうち、ね、誰かいい人見つけてあげるからね、寅さん

「三七十屋」を切り盛りしている。ふいに現れた寅さんが、貴重な男手となり、娘を他所へ嫁にやっても良いと思っている。節子に寅さんが惚れていることなど、つゆとも思っていない。

男はつらいよ 望郷篇

第5作 男はつらいよ 望郷篇

義理ある正吉親分(木田三千雄)危篤の報をうけ、寅さんと登は札幌へ向かう。息子に逢いたいと懇願する親分のために、寅さんは機関手の息子・石田澄雄(松山省二)を説得するが、拒まれてしまう。親分の死により、浮草稼業に嫌気がさした寅さんは、一念発起、堅気を目指し、裏の工場の労働者となる。しかし長続きはせずに、たどり着いたのは浦安の豆腐店「三七十屋(みなとや)」。その一人娘・節子(長山藍子)に惚れた寅さん...

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